なにをやったらいいんだ…
頑張る気持ちはあるのに…
なにをしていいかわからない…
経営者になると、
本当に色々見なければいけません。
サービスの質、集客、教育、採用、経営状況etc…
そして、あらゆる状況を見ながら
色々な判断をして取捨選択をしていかなければいけません。
で、当然正解を探したいから
サイトを見たり、セミナーに参加したり
色々情報を仕入れるようになります。
そして、結果的に情報過多になり
何をして良いか分からなくなる。
目の前の問題が山積みで
何から手を付けて良いかわからなくなる。
もし、あなたが今そんな状態なら
このブログは解決のヒントになるかもしれません。
さて、あなたは
チャンクダウン
という言葉を聞いたことがあるでしょうか？
簡単に説明すると、
です。
例えば「売上を伸ばす！！」
って思った場合、
「売上を伸ばそう！」
とスタッフに行っても
スタッフは何をどうすれば良いのか
わからないですよね？
もし、今あなたが
こういう伝え方をしてるなら
スタッフはきっとこう思ってるでしょう。
と。
「売上を伸ばそう！」だけだと
あなた自身も何をして良いか
分かっていない状態と同じです。
では、どうするのか？
そこで役に立つのが
チャンクダウンです。
口で説明するよりお見せした方が
早いと思います。
こちらがチャンクダウンです。
これだと、あなたも目にしたことが
あるんじゃないでしょうか？
一番左の「売上」という大きな塊を
『ビッグチャンク』と言います。
次にビッグチャンクを
一度砕いた「客数」と「客単価」。
『ミドルチャンク』と言います。
そして最後が『スモールチャンク』です。
ここまで小さくすると、具体的に
何をやれば良いかが見えてきます。
※それでもまだ行動が見えない時は
更にチャンクを小さくして行ってください。
例）クーポンサイト⇒サイトの種類を調べる⇒掲載の仕方を調べる⇒掲載内容を決める⇒掲載する
そして次のステップは、
『どこに手を入れるかを決める』
です。
ここで大切なのが、「見つける」ではなく「決める」ことです。
なぜなら、
見つけようとすると「正解」を探してしまって
またあれこれ情報を仕入れてしまい、
結果的に行動するまでに時間が掛かってしまうからです。
もちろん適当に「はいこれー」というのはいけませんが
大切なのは「行動に移す」ことです。
もし、どうしても思い悩んでしまうようであれば
スモールチャンクに、
自分が思う完璧に対して、現状が何%かを書き込んでみると
どれに手を付けるか見えてくるかもしれません。
（このときは感覚で大丈夫です。）
一番低いところに手を付けても良いですし
高いところを更に伸ばしても良いと思います。
それをミーティングや会議の場で
スタッフ全員でやってみても良いかもしれません。
ここまでやると、
スタッフにも何をするか伝えやすくなりますし、
その理由も説明できるようになると思います。
スタッフのレベルアップをしたいと思った時も
「スタッフのレベルアップ」
という大きな塊で見てしまうと、解決策が見えませんが
「レベルの高いスタッフ」というものを噛み砕いてみると
何をすればよいかの行動が見えやすくなります。
例えば、ミドルチャンクは、、、
「モチベーション」
「技術」
「接客」
「知識」
そして「技術」をさらに細かくして
「スピード」
「クオリティ」
「安全性」
など、
そして、育てたいスタッフと
何をどう身に付けていくかの
ミーティングを行い
確実に1つずつ身に付けて行けば
恐らく半年後、スタッフは恐ろしいくらい
成長してるでしょう。
さて、
今回紹介したのは「売上」「育成」をテーマに
簡単にチャンクダウンしたものでしたが
僕が実際に経営やスキルアップなどのコーチングを行う際は、
「チームビルディング」
「育成」
「コミュニケーション」
「マーケティング」
など、様々なミドルチャンクから
スモールチャンクに落とし込んで
クライアントと一緒に、どれをどの順序で
どのように行っていくかの
行動プランを設計しています。
と、ここまでお話ししてきましたが、
要は、
「これ！」と決めたものを
行動レベルにまで落とし込むこと。
そして、
正解を探し出すと、確実の行動が遅れます。
是非一度試してみてください！