採用しない方がいい人ってどんな人?

「こんな人は採用するな!」

あなたは、
スタッフをどんな基準で
採用していますか?

僕は過去に何百回とトリマーさんの
面接をしていて、自分で合否を決めて
来ましたが、

「採用してよかった」

と思うスタッフもいれば

「採用しなければよかった・・・」

と思うスタッフもいます(T-T)

そして、そんな中で僕は「採用しない」と
判断するための1つの基準を
見つけてしまいました。

それは…

ズバリ!!

迷ったら採用しない

これです!


面接を行うということはトリマーJPやら
他の求人サイトで募集を出すわけです。

募集を出すわけですから当然そこには

「人が足りない」
「もっと店舗を拡大したい」

など、の理由がある訳です。

でも、実はその「理由」こそが
大きな落とし穴になります。

特に注意すべきは早急に人がほしい時!

人が足りていない時は、早急に補充したいですよね?

だから、
採用基準が低くなってしまうんです。

で、微妙なラインの人・・・

採用するか迷うけど、
今の状況を考えたら
採用した方が良さそう

って人を採用してしまうことが
いつもより多くなります。

しかし、僕の経験上
そんな状況で採用した場合は

大体は・・・
「採用しなければ良かった」
と後々後悔します。

特に、僕の経験で一番後悔した事例を
ここだけ特別にお話しします。


その当時、本当に人に困っていたお店があって
スタッフ募集を出したんですが

ちょっと微妙な立地のお店だったんで
あまり応募が入らず、唯一1名だけから
応募がありました。

で、面接を行ったわけですが、

面接の印象で

・コミュニケーション得意じゃなさそう
・接客バイト経験なし
・専門を卒業してから2ヶ月間就職していない

など、

気になるポイントがいくつかありましたが、

人がほしくてかなり迷った結果
採用しました。

で、
色々な不運が重なったんですが…

なんと、出勤3日目で
大型のワンコに腕を
噛まれてしまったんです。。。

これはね~・・・
正直店長の管理能力が
甘かったとしか言いようのない状況で
起こった事故なんですが・・・
(まぁつまりは僕の責任ですよね)

ケガは3針ほど縫って
安静にしておけば2週間程度で
回復するものだったんですが、

もうそこからが大変・・・

お母さんが出てくるわ、

店長辞めさせろって言うわ、

採用した理由を聞いてくるわ、

店のグループラインを止めさせろって
言ってくるわ、

時間関係なしに何回も電話してくるわ、

1回の電話が2時間くらいかかるわ、

その電話内容が全然ケガと関係ないわ、

など…
(ちなみに、全てお母さんです)

わかってます。
正直、こちらにも非はありました。

しかし、イチ社会人で

「うちの娘を採用してくれた理由は?」

とか聞いてくるかね…

面接のときも
なんとなーく予感はありました。

「過保護」

「今まで自分で判断するという経験をしたことがなさそう」

など、

その時は、口では説明出来ませんでしたが
直感ではそれを感じていました。

で、採用してみたら案の定・・・


それ以来、

どれだけ困っていても
迷ったら不採用にする!!

と決めました。


と、色々書いているうちに
僕が基準としていた細かいことを思い出したので
シェアしておきますね。

僕はこんな人は「採用しない」
と決めていました。

1⃣面接時に親の話をする人

2⃣今まで接客経験がなく、且つ面接時にコミュニケーションに問題があると感じた人

3⃣前職の文句を言う人

4⃣専門の卒業間近、もしくは卒業して数か月経っているのに就職が決まっていない人

1~3はなんとなく分かると思うので4だけ説明します。

その時点で就職が
決まっていない人は、

凄く悪い言い方をすれば・・・

「売れ残り」

な訳です。

売れ残っているには必ず何か理由があります。

暗かったり、
会話が成立しなかったり…

「残り物には福がある」

という言葉がありますが、
人材に限って言えばあれはウソです(爆)

そして、
4⃣を採用しないのにはもう1つ理由があって、

その時期に就職が決まっていないということは

他の人が動いているときに自分は動かなかった

という可能性が大きい人だからです。

つまり、

頑張るべき時期に頑張らなかった人

です。

そういう人は、お店でも頑張るべき時に頑張れずに
自分が帰ること自己都合の主張ばかりしてきます。

※あくまで筏井の経験上の話

と、色々言いましたがここで話した基準はあくまで
全体の中の1人としてマネジメントしやすいかどうか
の話です。

もしかすると、そんな状態でも飛び抜けた逸材は
隠れている可能性はあります。

なので、一概に上記の条件に当てはまるから
すべてがダメな人とは言いません

そこの判断はあなたにお任せします。


さて最後になりましたが

ここまで「採用すると失敗する基準」
ばかりお話ししてきましたが

「採用する」基準も1つあります。

というか、面接では
これだけを見るようにしていました。

それは、

自分はその人と
働きたいと思ったかどうか

です。

もう、これに尽きます。

僕が「この人と働いてみたい」と感じる人は
大体、新人でもお店の中で輝きを放つ存在になります。

すぐスタッフと仲良くなったり、
高いハードルにもチャレンジしたり、
不慣れな接客ながら笑顔は最高だったり。

だから、
もしあなたも迷った時は
お店の状況ではなく

あなた自身が
この人と働きたいかどうか

を基準にすると良いかもしれません☆


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