あなたのの周りでもよくこの言葉を
耳にしませんか？
「頑張れ～」とか「頑張ります！」とか。
僕はこの言葉にずっと違和感を感じていました。
むしろ、この言葉を使う人はあまり
信用出来ませんでした。
僕自身、良い表現が見つからず
「頑張れ」と言った時は自分自身に
強い嫌悪感を抱いてました。
そこで、気になったので
「頑張る」を辞書で調べてみると
こんな意味でした。
1．困難にめげないで我慢してやりぬく。
2．自分の考え・意思をどこまでも通そうとする。
3．ある場所を占めて動かないでいる。
なんか、ちょっとシックリきました。
更に類義素と類語を調べてみました。
すると…
類義素は
・目標を達成する。
・改革運動に従事するために
継続的に力を発揮する。
・苦難または逆境を通して
生き続ける。
類語は
「闘う」
「闘争」
「乗り越える」
「耐え忍ぶ」
といった言葉が出てきました。
言葉の意味・類義素・類語を調べて、
僕が今までなんとなく抱いていた
違和感を明確にすることが出来ました。
それは…
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世間で使われている「頑張る」と
僕がイメージしている「頑張る」では
重みが違い過ぎる。
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でした。
他の人が「頑張ります」と言ったときに
僕は頭の中では
こう変換されていました。
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「言われたことを適度にやります」
「極力意識するようにします」
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だから、他人が発する「頑張る」が
とても陳腐に感じてしまっていたのです。
僕も、僕が言いたい「頑張れ」はもっと重い
はずなのに、適切な表現が見つからずに
結局「頑張れ」と言ってしまい
相手に届く意味は
とても陳腐なものになってしまいます。
でも僕が言いたかったのは…
（あまりスマートではない表現ですが）
トライ&エラーを繰り返すことを
自分にコミットする
もしくは
これです。
で、もしあなたスタッフに
「頑張ります！」と言われたときは
聞いてあげてください。
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それは「極力意識します」って意味？
それとも「諦めずに何かを継続します」って意味？
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と。
で、前者だった場合は
聞いてあげてください。
いつまでに出来るようになる？
と。
目標があり、
現在地があり、
諦めずに、何かを習得しようとする行為
これが頑張るです。
ただの「頑張る」では
なんの変化も起きないんです。
きっとこの質問をされたスタッフは
自分の中に答えを探しに行きます。
あなたは、スタッフが答えを出すのを
黙って見守ってあげてください。
自分で答えを出してこそ、
継続出来る。
つまり「頑張る」ことが出来るんです。