本日のテーマは
「日本代表、西野監督から学ぶ
リーダーシップとは?」
というテーマで
お話ししていきます。
サッカーに興味のない方も
気づきがある内容ですよ☆
前回のメルマガで、チラッと
「西野監督がリーダーとしての
力がすごい!」という
お話しをしました。
ではでは、何が凄いと思ったのか
解説していきます。
では、レッツスタート!!
引き分け以上で、
自力での本線出場が決まるポーランド戦。
試合は一進一退の攻防戦。
しかし後半14分。
日本は失点してしまいます。
自力での本線出場の条件は
引き分け以上。
つまり、0-1だと予選敗退に
なってしまうので、何としても点を取りに
行かなければ行けない
状況に陥ってしまいました。
しかし、そんな中、
同じグループHの
セネガル対コロンビアで
コロンビアが先制したのです。
このまま試合終了になると
日本は勝ち点では
セネガルと並びますが
イエローカードの枚数で
日本が紙一重でグループ2位で
本選出場が決まる状況です。
しかし、本当に紙一重の状況・・・
セネガルが同点に追いつけば
日本は勝ち点で負けてしまい予選敗退。
もしくは、日本がポーランドに
追加点を入れられてしまえば
それでも予選敗退。
本当にギリギリの状況でした。
要は、日本も点を
取りに行かなければ予選敗退になる
可能性が十分に考えられる状況です。
そこで西野監督の取った作戦が
驚きの作戦でした。
それは、
===================
攻めない
===================
というもの。
普通に考えれば、
なぜ?
攻めないと負けちゃうよ?
と思いますが、
西野監督は
おそらく、こう考えていたと思います。
追いつかないことに賭けて
日本もポーランドに
追加点を入れられずに
紙一重で本線出場を狙う。
そこからは
日本は意図的にペースダウンして
自軍でボール回しをしていました。
スタンドは攻めない日本に大ブーイング。
そしてセネガル対コロンビアの試合では
セネガルは同点に追いつくべく
コロンビアに猛攻を仕掛けている状況。
万が一、
セネガルが同点に追いつけば
「攻めない」という決断を下した
西野監督に、日本の全国民どころか
世界からもの批判が集中してしまう状態。
回しなんてしやがって!!
点が取れたかもしれないだろ!!
など、
恐らく、「西野、死〇!!」とかも
普通に言われたでしょうね。。。
それでも西野監督は
で「攻めない」という判断をしたんです。
この決断をするプレッシャーは
僕にはもはや想像も出来ません。
試合後にあのビッグマウスで有名な本田選手ですら
「あの決断は自分だったら出来なかった」
と言っていたほどです。
それだけ西野監督は
リスクのある決断をしたんです。
では、なぜ西野監督は
そんなリスクを背負いながらも
決断することが出来たのか?
それはこの2つがあったからだと
思います。
「なんとしても本戦に行く!」
という
そして
人は責任を
取りたがらない生き物です。
でも、西野監督は
===================
絶対に本戦に出る!
===================
という強い目的の元に、
セネガルが同点に
追いつく確率や
日本が攻めに転じた場合に
得点を取れる可能性
を冷静に考えた上で、
一番可能性の高い
——————-
攻めない
——————-
という判断をしたんです。
日本は西野監督になってから
確実に変わりました。
ハリルホジッチ前監督のときは
規律規律規律でした。
規律とは
「選手は出来ない」
を前提にしたものです。
しかし、
西野監督に代わり、
あれだけの責任感を持ったリーダーが・・・
想像ですが、
お前らは勝つために楽しんでこい!
というような言葉が
あったんじゃないかな?
と勝手に思います。
だから選手たちは
自信を取り戻し、
信頼できるリーダーの元で
思いっきりプレー出来るように
なったんじゃないのかな?
と思います。
受け取り方は人それぞれですが、
こういうリーダーの強い覚悟が
チームに与える「見えない影響力」って
計り知れないものであることは
間違いないと思います。
今日はここまで☆